十三参り
- mazellan K
- 2024年12月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月19日

お祝い行事のトレンドは時代とともに変化し、七五三を3歳の男の子も祝うようになったり
ハーフバースデーが欧米から日本に定着したりと
新しい文化が生まれています。
そんななか、京都の伝統的なお祝い行事である
【十三参り】が
全国的に広がってきているのをご存知ですか?
今回はあまりなじみのない方も多い
十三参りについて解説しますఽ✍
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十三参りって?
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13歳の男女が虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)という
13番目の菩薩さまを本尊とするお寺や神社へ
お参りする伝統行事😌🙏🏻💭
数え年の13歳は、
生まれてから干支が一周するタイミング。
そのため十三参りは、
人生の節目である13歳まで健康に育ったことに
感謝する意味合いがあります。
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お参りをする時期は?
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数え年が13歳になった年の春🌸
同学年でも4月~12月生まれの場合は
小学6年生になる春
1月~3月の早生まれの場合は中学生になる春が
十三参りの時期に当たりますᝰ✍🏼
参拝時期は4月13日前後!
3~5月にお参りに行く方が多いようです🙆♀️
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何をするの?
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十三参りのやり方は神社やお寺によって異なりますが
「受付」→「奉納」→「祈祷」が 一般的な流れです☺︎
「奉納」では
半紙に漢字を一文字だけ書いた「一字写経」を奉納します。
「福」「知」「幸」などが一般的ですが、
特に納める漢字に決まりはありません。
お子さま本人が授かりたいものを表す漢字を
気持ちを込めて書きましょう✐☡ ⋆*
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服装は?
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女の子は大人の着物
男の子は紋付羽織袴を着て、ご祈祷を受けるのが一般的!
ちょうど中学進学の年であるため
新しい制服を着る方も多いようです🧑🎓✨
両親の服装は特に決まったルールはありませんが
子供と揃えて和装も素敵ですよね🕊
𓂃 𓈒𓏸𑁍𑁍𓏸𓈒 𓂃
時の流れと共に廃れていく風習が多い時代ですが、
十三参りはその逆で、全国に広がりをみせています。
きっと、子供の成長を祝い、今後を気遣う親心は
今も昔も変わらないものだからこそなのでしょう。
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